武田玲奈さん

 

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めっっっちゃ可愛くないですか⁉︎

ヤーティ21の某さんのことを知った時から可愛いと思ってたけど、最近になって急に自分の中でブームが来た。僕自身武田玲奈さんのことを殆ど分かっていないのだが、顔だけならこんなに可愛い人見たことないってくらいタイプ。超好き。これまで女優さんやアイドルを好きになることなんて無かったんですけどね。

でも今のままではにわかも良いところであり、彼女の魅力を半分も分かっていない状態なので、これまでのご活躍を見返しながら少しずつ彼女について知っていけたら良いなと思う。

とりあえず僕が皆さんに伝えたいことは武田玲奈さんが超可愛いよ!!!ってことだけです。

ではでは、解散!w

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

...にしても良いのだが少し物足りないので、ここからは自分用のメモとして武田玲奈さんが出演しているドラマや映画のレビューをやっていこうと思う。多分殆どの人が興味無いので本当に自分用のレビューです。読む場合は一応ネタバレ注意。

 

視聴した順番に書いていきます。随時更新予定です。

 

1.監獄学園 プリズンスクール (テレビドラマ)f:id:hnmryokucha:20191028203130j:plain

評価 :f:id:hnmryokucha:20191028203659g:plainf:id:hnmryokucha:20191028203749g:plainf:id:hnmryokucha:20191028203821g:plainf:id:hnmryokucha:20191028203833g:plainf:id:hnmryokucha:20191028203931g:plainf:id:hnmryokucha:20191028203914g:plainf:id:hnmryokucha:20191028204020g:plainf:id:hnmryokucha:20191028204036g:plainf:id:hnmryokucha:20191028204104g:plainf:id:hnmryokucha:20191028204120g:plain  4.5点(5点中)

 

とにかく話が濃いエロギャグ友情物語。この作品のアニメ版を視聴して何年も経ってから実写版を見た分、新鮮な気持ちでストーリーを楽しめた。面白かった。

この作品を超簡単に説明すると、男子5人が校内にある監獄に収容されてそこから脱出しようという話。めちゃくちゃシンプルで分かりやすいゴール。でもそこまでの過程が結構綿密に練られていて、見ていて思わずその世界観に引き込まれてしまう。決してぶっ飛んだギャグでゴリ押しているだけの作品ではない。

漫画やアニメの実写化となると、どうしてもキャラクターの再現度に不満を持たれがちな印象があるが、この作品はその心配が無いのでは?と思えるクオリティの高さだった。ガクトがイメージまんますぎるし、裏生徒会の副会長の再現も良くやったなという感じ。ただグロテスクなシーンの再現に関しては、アニメ版と比べてかなり抑えられていた印象。迫力こそ足りないかもしれないが、グロは僕の趣味の範囲外なのでそれもあまり気にならなかった。

そしてやっぱり何よりも...

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武田玲奈さんが演じる栗原千代ちゃんが本当に可愛い。

まじえんじぇー。もうこの子がいるだけで、ドラマを最後まで見る価値がある。顔だけじゃなくて仕草やキャラクターまでもが可愛くてずるい。武田玲奈さんは良い役を貰えたなぁと感じる。千代ちゃんの登場シーン自体はそこまで多くないのが残念なポイントではあるが、画面に映る度に僕を癒してくれていたので良しとします。

ラストシーン(裏生徒会の女子3人が監獄に入っていくシーン)での会長の切なげな表情には、一体どういったメッセージが込められているのだろうか。きっと男子5人に対する恨みというわけでは無いはず。原作はここからまだまだ続くらしいので、漫画を読めばそれについても何か分かるかもしれない。まぁ流石に読まないと思うけど。

好き嫌いこそ別れそうだが、個人的には文句の付け所があまり無い素晴らしい作品だと思う。話のテンポもかなり良くて見ていてダレることが1度も無かった。登場人物全員のキャラ付けがしっかりされており、1度出てきた終わりみたいな使い捨てキャラがいないのも及第点。原作やアニメと見比べると評価もまた変わるかもしれないが、今回はそこに触れない方向で。

 

 

2.人狼ゲーム ロストエデン(テレビドラマ)f:id:hnmryokucha:20191028230538j:plain

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武田玲奈さん主演のドラマを見ようと思った時、真っ先に目が付いたのがこの作品。僕自身「人狼ゲーム」という遊びをしたことが殆ど無いが、人狼がドラマ化されているという衝撃が大きくてつい選んでしまった。(実は人狼ゲームはシリーズ物であり、本作は7作目らしい)

この作品では主人公である野々山紘美とそのクラスメイト達による人狼ゲームと同時に、その外側の世界も描かれていた。具体的には、何者かに連れ去られ行方不明になった生徒達であったり、人狼ゲームの運営について捜査する刑事による話である。人狼パートと刑事パートが交互に繰り返されていき、クラスメイトの過去や関係性を少しずつ視聴者に明かしていく形式になっていた。

個人的にこの刑事が蛇足であったと感じる。多分人狼ゲームと同じくらいの尺を外側のストーリーに使っていたが、もう少し短くまとめてほしかった。人狼ゲームをしている当人達とは直接関係無い場所で行われる捜査シーンをあらゆるタイミングで挿し込んでくるせいで、人狼パートに入り込めなかった感が否めない。ぶっちゃけ刑事パートのタイミングで寝ていたとしても、人狼パートの理解にそこまで支障が出ないレベルの内容だったし。

辛口になってしまったが、肝心の人狼ゲームの方はかなり良かった。紘美以外のプレイヤーの役職は狂人の正体が発覚するまで検討もつかず、頭を回転させて推理していく楽しさが最後まで消えなかったし、そういう点では上手い脚本だと思う。

他のプレイヤーだけでなく優等生の紘美でさえも、自分が生きるために他の人を吊ろうと必死になる姿を見せたのはリアルで人間臭かった。この狂気と駆け引きこそが人狼ゲームの醍醐味なんだと思う(エアプによる感想)。紘美が吊られそうになった時の矛先の変え方というか変わり方は、多少不自然かなとも感じたけど気になるほどでは無かったから良し。

想像に反してグロテスクなシーンは一切なく、個人的には見易くて良かった。処刑シーンも首輪が締まって生き絶えるだけ。人が死んでいるのに「だけ」と言うのは感覚が麻痺している気がしなくもないけれども...

個人的にクライマックスが1番衝撃だった。ゲームの最終結果は人狼が全員死んで紘美たち村人側の勝利。生き残ったのは紘美、ルナ、亜利沙の3人。ここまではまぁって感じ。紘美が村人を引いた時点で、村人が勝って終わるんだろうなというのは容易に予測が出来た。

予想外だったのはここからの展開。ゲームに勝利したので生き延びた者はこの場、このゲームから解放されて外側の世界に戻ることが出来ました、終わり。みたいな感じになるかと思いきやモニターに映し出されたのは「これで前半戦は終了です」というメッセージ。リアルに「は?」って言ってしまった。まだ続くの?って感じだし、見ているだけの僕にすら紘美の絶望感が伝わってきた。

後半戦は映画で!とのこと...続きがあるおかげでガチ蛇足だと感じていた刑事パートの存在にもある程度納得が行った。映画版で人狼ゲーム運営側の人間を咎めるために、刑事が存在していたんだなと思った。映画の方も視聴済みなので、後日感想を綴っていきます。

武田玲奈さんが演じた紘美は、当たり前だけど可愛かった。あとは表情の変化だったり涙を流す演技だったりが、かなり自然で上手だなと感じた。普段ドラマなんて全然見ないのでその辺に関してはよく分からないんですけどね。

 

 

3.人狼ゲーム インフェルノ(映画)f:id:hnmryokucha:20191031141032j:plain

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上述した「人狼ゲーム ロストエデン」の続編となる映画。そういうこともあって前作を見ていた方が、色々な意味で楽しめる内容になっているはず。

今回は前回生き残った紘美、ルナ、亜利沙の3人と、新しく召集(拉致?)された7人による人狼ゲーム。前作と比べてキャラクターは弱めだったかなと感じるが、その分前述した3人の心情はとてもよく描かれていたと思う。今回人狼に選ばれたのは紘美と亜利沙。頑なに「人を殺したくない」と叫んでいた紘美が、人狼を引いたことにより徐々に「生きるために人を殺す」ようになっていく展開は見ていてゾクゾクした。

投票で吊られたプレイヤーの処刑方法が前回から変わり、今回は包丁(ナイフ?)を使って刺し殺すといった生々しいものだった。吊られた段階で首輪が勝手に締まっていくのと違い強制力がない分、死ぬのが確定したプレイヤーも何らかの抵抗が出来そうではあるが、みんな素直に取り押さえられ殺されていった。そういう理由もあって個人的にこの変更は微妙だったと思うが、紘美が堕ちていく様を描くために必要な描写だったと考えると悪くはなかったのかもしれない。後半の処刑シーンでは、殺めるプレイヤーに指定が無いのにも関わらず、率先してナイフを取りに行って躊躇無く刺してたし...必要の無い所でも自分の手で決めにいく辺り、やはり紘美は自分が生き残ることだけに執着していたのが窺える。

前作から続いていた警察(ロストエデンの所では刑事と言っているが警察だったらしい)パートは本当に蛇足だったというのが明らかになった。最後まで物語の核心的な部分に触れることは一切無く、最後の最後に紘美達のいる人狼ゲームの会場に駆け寄ったものの、それだけ。何もせずにそのまま映画が終了してしまった。人狼ゲームを外側から監視している運営の姿と名前も明かされたが、そこもストーリーに絡んでくることは無くてうーんという感じ。これが無ければより一層濃い作品になったと思うので残念。

人狼パートも前作と比べたら疑問の残る部分があった。初日の投票の緊張感は凄まじくて良かったが、その後の展開はトントン拍子で進んでいった印象。主役である紘美の役職が人狼だったせいで、ゲームの展開が見えやすかったというのもあるかもしれないけど。人狼ゲーム特有の駆け引きなような物があまり見られず、物語の都合でみんなが紘美の言いなりになっているようにしか見えなかった。

その最たる例が霊媒師候補のどちらかを吊る展開になった夜の場面。そうなった時に怪しくて吊られるべきなのは、2日目になって取って付けたように霊媒師を名乗った紘美だと思うのだが、結果的に吊られたのは紘美ではない本物の霊媒師だった。あのシーンで投票の矛先が本物の霊媒師に傾く要素は無かった気がするし、紘美があそこで生き残れた理由として「主役だから」以上のものが思い浮かばない。

何だかんだ言いつつもラストは個人的に好きだった。簡単に言うと最後の深夜、人狼側が村人側を襲う番。紘美と同じ人狼仲間である亜利沙が想いを寄せているプレイヤーがいて、その人を襲撃すれば人狼側の勝利になる。確実に勝つためにはやるしかないという状況。そこで泣き喚く亜利沙に構うことなく、紘美が単独で襲撃しに行った。ゲーム序盤では亜利沙に引きずられる立場だった紘美が、最後にはその亜利沙を乗り越えて狂気の頂点に立っているのがたまらない。返り血を浴びながら呆然と立ち尽くす紘美の最後のセリフ「まだ生きている」。これは「生きる」というただ一点にすがって変わり果てた彼女の姿を見事に表現出来ていると思う。暗闇の中ナイフを片手に持ち全てを終えたその姿は、怖くもあったがそれ以上に美しかった。

人狼ゲーム ロストエデン」、そしてその続編という位置付けの「人狼ゲーム インフェルノ」は、野々山紘美という1人の女子高生の人格が、人狼ゲームを通して書き換えられていく様子を描いた物語だったのかな...

最後に現れて何もせずに終わった警察のせいで「これで終わり?」という後味が多少残ってしまったが、それを除けば1つの形として完成されたラストだったと思う。何だかんだで悪くない作品で、最後まで楽しむことが出来ました。

 

 

4.ポエトリーエンジェル(映画)f:id:hnmryokucha:20191101043205j:plain

評価:f:id:hnmryokucha:20191101043441g:plainf:id:hnmryokucha:20191101043454g:plainf:id:hnmryokucha:20191101044601g:plainf:id:hnmryokucha:20191101044638g:plainf:id:hnmryokucha:20191101044650g:plainf:id:hnmryokucha:20191101044703g:plainf:id:hnmryokucha:20191101044746g:plainf:id:hnmryokucha:20191101044800g:plainf:id:hnmryokucha:20191101044857g:plainf:id:hnmryokucha:20191101044935g:plain  3.0点(5点中)

 

この作品の題材として描かれていたのは「詩のボクシング」。詩のボクシングについて簡単に説明すると、自分で作った詩を読み上げて対決するという言葉のスポーツである。僕は今までこの競技の存在を知らなかった...というか実存するものなんですかね?

ストーリーの核を担うのは地元で燻る22才の青年、玉置勤。武田玲奈さん演じる吃音症持ちの少女、丸山杏とのW主役ということになっているが、最初から最後まで完全に玉置視点で物語が展開されていた。杏にも後半見せ場が来るのだが、そこを除くとあまりにも出番が少なかったせいで、武田玲奈さんを見るために映画を視聴していた身としてはうーんという感じ。出番が無いどころか彼女が吃音症という超重要な設定が判明するのすら物語終盤だったし、このまま何も無く終わるんじゃないかと不安にならざるを得なかった。

結論から言うと、この作品の世界観は何となく自分の肌に合わない感じだった。展開が結構ゆっくり気味で物語に派手さが皆無だったのが原因なのかもしれない。詩のボクシングが途中まではただのおふざけにしか見えなかった点と、杏が全然物語に関与してこないことが相まって、終盤に差し掛かるまでは正直大外れを引いたと思ってしまっていた。

ただラストの杏が詩を朗読するシーンはあまりにも良すぎた。上手く話せない少女を演じることの難易度は相当高いのではないかと思うが、それをもろともしない武田玲奈さんの演技力が見事に光っており、心の底から感動させられた。そのシーンの台詞を文字として残しておきたいので、今からそれを下に記していこうと思う。

「私は、どもってしまいます。みんなから、笑われて、話せなくなりました。今日は、ちゃんと、話します。本当は、もっと、みんなと、話したいです。一緒に、ご飯食べたり、帰ったりしたいです。みんなと、一緒に、笑いたい。これから、頑張るから。仲良く、して下さい。」

杏はこの詩をどもりながら、涙を零しながら、必死に読んでいた。会場全体に自分の想いを懸命に訴えていた。ここのシーンの良さは実際に映画を見ていただかないことには伝わらないが、少なくとも自分が今まで見てきた映画の中では屈指の名シーンだと言える。それくらい良かったし、これを見て武田玲奈さんのことを好きにならない人なんていないんじゃないかと思う。彼女が好きだから過剰に褒めてるわけじゃなくてね。

ここがマジでめちゃくちゃ良かっただけに、尚更そこまでの展開が勿体ないと感じてしまった。物語全体を通してもっと杏にフォーカスを当ててていれば、朗読シーンの持つ意味合いや深みは大きく増していたはず。それが非常に惜しい。ぶっちゃけ玉置視点ではなく、最初から杏視点のストーリーにした方が良い映画になったのではないかと思う。

最後は玉置と杏が出会い、今まで目が合っても何も言えなかった杏が「おはよう」と声をかけて閉幕。終わり方もめっちゃ綺麗で良い。でもこのオチにするのに、映画が終わるギリギリまで杏を全く目立たせなかった脚本に納得がいかない...その分玉置の人物像の掘り下げは悪くなかったけども。

この映画の総評としては最終盤だけめちゃくちゃ良かったという感じ。もっと完成度の高い作品に仕上がるポテンシャルはあったと思います。

 

 

5.マジで航海してます。(テレビドラマ)

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この作品は飯豊まりえさん演じる坂本真鈴と武田玲奈さん演じる石川燕のW主役のストーリー。この2人が航海士を目指して商船大学で鍛錬を重ねる1期と、実際に航海士になってからの2期とで分かれているが、ここでは両方まとめて感想を書いていこうと思う。

とりあえず言えるのはメインの2人が可愛かった。おバカで元気な天然少女の真鈴と割と落ち着いていて面倒見が良さそうな燕は、とても爽やかで眩しかったので見ているだけで楽しめた。燕はキャラクターとして少し個性が薄めかもしれないが、それでも可愛いから良し。

個人的には主役の2人が可愛いことがこの作品の1番の魅力で、悪く言えばそれがほとんど全てだったかなと思う。尺の都合上仕方無いのかもしれないが、特別凝った演出だったり展開は無くトラブルが発生しても10分程度で解決しちゃったりと、全体的にあっさりしている印象を受けた。これといった見所が思い浮かばない。

少し辛口評価になってしまったが、決して見ていてつまらないというわけでは無かった。ちょうど良いコメディ感で緩めに展開していくのを見て、こういうのも悪くないなと思った。

1期と2期のどちらが良かったかと言われると好みが分かれそうだが、個人的には商船大学時代を描いた1期の方が好き。やはり勤務の話よりは学生ならではの青春ストーリーの方が自分に合っていた。最終話は展開があまりにも強引すぎて、もう少しどうにか出来たでしょと思ってしまうけども。

1つ前に見たポエトリーエンジェルのせいでW主演という言葉を信用出来ずにいたが、この作品ではしっかり武田玲奈さんがメインで活躍してくれて良かった。頭を使わずに癒されながら見ることが出来たし、それだけでもこの作品を見た甲斐があった気がする。



6.100万円の女たち(テレビドラマ)

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一応ミステリーなんだと思うが、それ以外にも色んな要素が詰め込まれている不思議な作品だった。簡単にあらすじを説明すると、売れない作家の元に素性の知れない5人の美女が転がり込んできて、しかも家賃として毎月100万円を渡してくれる。そんな奇妙な共同生活も日が経つに連れて綻びが出始め、次第に崩壊していくといった感じの話。タイトルの印象とストーリーが全く違っていて面食らった。

見方によってはハーレム物とも言えるだろうが、全体的に話が暗くハーレム設定が霞むくらいの重く切ない展開が度々あった。主人公である道間真の父親は5年前に妻と浮気相手と警察官を殺めた死刑囚だという設定がそもそも普通じゃない。面会のシーンは妙なリアリティがあって、そこからは一切の光も感じられなかった。

しかしその静かで独特な空気感こそが、この作品の持つ1番の魅力だと思う。言葉では言い表しにくい、淡々とした狂気。台詞1つ1つの重みが他の作品の比にならない印象を受けた。話が掴めない3話くらいまでは正直見ていてしんどかったのだが、後半になるにつれてどんどんその世界観に引き込まれてしまっていた。まぁこういうミステリアスで怖い雰囲気の作品はもうしばらくお腹いっぱいだけど。

無個性な登場人物がいないのも良かったポイント。道間は飄々としててどこか影のある感じがまさに売れない作家という感じだったし、5人の美女達も全員キャラが立っていたと思う。みんな毎月100万円を払える程の女性ということで、各々が抱えている事情が徐々に明かされていくのは見ていて面白かった。

武田玲奈さんが演じる鈴村みどりは、両親に捨てられ施設で育った17歳のJK。そんな子が何故毎月100万円という大金を払えるのかというと、宝くじの10億円当選者だからである。これがきっかけで同じ施設で育ったある人に付きまとわれた挙句、お金をせびられているシーンは胸糞悪い。人生を諦めている雰囲気を出しつつも自分の意思は強く持っていたり、化粧を教えてもらい純粋に喜んだりといった思春期特有の不安定さのようなものを、武田玲奈さんは上手く表現出来ていたと思う。あと下着姿で道間に質問攻めするシーンは、色んな意味で衝撃的だった。どんな質問だったかは僕からは言えません...

最終話も綺麗に締まっていて個人的には好き。父親が人殺しだったり、共同生活の中でも女たちが死んでいったりと、何かと散々だった道間が救われる形で終わってくれてホッとした。これからはようやく普通の日常を過ごしていくのだろう。

ここまで褒めちぎっているが、多少引っかかる点もあった。花木ゆずという主人公を敵対視してるイケメン作家の存在は終盤のストーリーで必要だったか?と思うし、根本として売れない作家(しかも容姿も微妙)の所に美女たちが100万円を持って居候しにきた理由が弱かったなと感じた。もう少し納得のいく理由があればなと思うが、自分で考えても何も思い浮かばないし難しそう。

それ以外は特に文句の付け所が無い素晴らしい作品でした。
















 

 

レビューに飽きるまではこの記事を自分用のメモ帳として使うと思います。

ではでは。f:id:hnmryokucha:20191031161157j:plain(サムネ用)